2011年9月11日日曜日
第4回HCD-Netサロン「くらしと健康 in 神戸」
9月9日(金)に開催された第4回HCD-Netサロン「くらしと健康 in 神戸」に参加してきた。私は京都以外の関西地区で開催されるHCD-Netのイベントに参加することが初めてだったので、とても楽しみにしていた。
今回の会場は「シスメックス株式会社テクノパーク」で、とても立派で驚きました。
千葉工業大学の山崎和彦教授の挨拶からスタートしました。
トップバッターはオムロンヘルスケア株式会社商品企画統括部デザインコミュニケーション部の小池禎部長です。
発表のタイトルは「くらしと健康」でした。
マツダ出身だそうです。
ヘルスケア産業の構造の解説があり、分かりやすかった。
オムロンヘルスケア社の目指すことも分かり、参考になりました。
「パワーポイントプロトタイプの実践例」と題してTOA株式会社技術本部デザインセンターの高橋美治さんが発表された。
高橋さんとは昨年9月の「HCD-Net パーティ in 京都」でお会いして以来だ。
ソフトウェア開発者がとても真面目に取り組んで、UCDを推進していることが分かった。参考になりました。
「HCDを活用したカーナビ開発事例」と題して富士通テン株式会社デザイン企画部の上川則幸さんが発表された。仕様策定段階で徹底した客観評価を実践したという。興味深い。
名刺交換を忘れてしまった。失敗!
シスメックス株式会社技術情報部の水本徹さんの発表は「医療機器開発におけるHCD実践事例」。
ポイントは「施設ペルソナ」でした。製品開発が完了したらその結果を発表していただけるようなので、とても楽しみだ。
大阪ガス行動観察研究所の松波晴人所長は「行動観察とHCD」を発表された。私は松波さんの発表を何度も聴講しているが、1週間の間に2回も聞くことは初めてだ。
私が何度聞いても「そうそう!」と同意するのがこれです。「小説の読者は批評はできても、どんな小説を書けば売れるのかは分からない」ということです。
どこかの商品企画部門に聞かせたい内容だ。
ポスター発表と懇親会が同時進行!
ポスター発表なのに、ポスターがない反則発表もあった。
しかし、彼らの作品はSH-08CのCMであることが分かった。制作風景の映像は見ていて楽しかった。
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