2011年7月31日日曜日

Osaka eXperience XII

 
7月31日(日)に故岡本太郎氏の「ダンス」を見てきた。
3月19日にBS朝日で放映された「STYLE BOOK」で紹介されてから必ず見に行くと決めていたのである。
近くに住んでいるとなかなか行かないものであるが、7月30日(土)の「STYLE BOOK」で再放送されていたので、予定を変更して出かけたのである。


この作品は1952年に完成し、1969年頃まで髙島屋大阪店の大食堂に飾られ、以降は髙島屋史料館に保存されていたとのことです。
岡本太郎生誕100年を記念する事業の一つとして修復することになったようである。制作は伊奈製陶(現INAX)であったので、修復もINAXが担当している。
修復の様子はINAXのHPで詳しく解説されています。これを見てから実物を見るととても楽しめます。


素晴らしいです。


確かに、タイルの目地にペイントが施されています。


公開は2011年3月1日からだったのに、既に赤色のペイントが剥げています。
「赤」は、やきものでの再現が最も難しく、当時の伊奈製陶のモザイクタイルのカラーチャートには存在しなかったため、黄色のタイルの上にペイントをしていたのであるが、それが本当であることが分かります。


エスカレータホールに展示されているのであるが、誰も足を止めて見ることはない。
私はしばらく居たが、その間に近くに来る人はゼロであった。

よい休日を過ごせた!
 
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