2010年7月14日水曜日
第5回「ユーザインタフェースデザイン基礎講座」 @大阪オフィス
7月13日(火)に大阪の事業所で「ユーザインタフェースデザイン基礎講座」を開催した。
第5回の演目は「ユーザインタフェース設計における構造化」、講師は株式会社ソフトディバイスの高橋賢一シニアフェローです。高橋さんには第4回~第6回を担当していただくことになっています。
今回の参加者は少し減って97名。参加人数が減るのは残念だが、それでも毎回100名程度の社員が参加してくれることは嬉しい。
先生たちの講義が面白いことと、各人の向上心を刺激しているのだろう。
今回はホワイトボードを利用しての講義が多く、とても有益であった。しかし、後方の席の者は見えなかったのでないかと思う。実際、私も自席から移動して後方で立って聴講していた。書画カメラははやり必要だ。
高橋さんは「構造化だけ教えるのは難しい」と言われていた。確かにそう思います。構造化と視覚化を繰り返すことで、デザインや整理ができます。
回収したアンケートで皆のコメントを見ようと思う。
講義の最後には、私のリクエストで「Knowledge Navigator」のムービーを流していただいた。YouTubeなどで沢山検索できるのだが、日本語版はどうしても入手できない。高橋さんはこの日本語版を持っているのです。
1987年に2代目CEOであるジョン・スカリーが、21世紀までに開発することを目標として「Knowledge Navigator」というコンセプトマシンを発表しました。大きさはノートほどで本のように開いて使用し、タッチパネル、音声認識、音声合成、ウェブカメラなど、当時の時代背景を考えるとすさまじく先進的なモノです。知らない方はまずムービーを見ましょう。
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2010年7月11日日曜日
日本デザイン学会 第57回研究発表大会 III
7月4日(日)はデザイン学会の最終日である。
山崎研究室M2の深井さんも発表。
驚くやら、感心したのは山崎研究室の学生さんの行動。
学会会場となっている長野大学のロビーでプロジェクト活動を行っている。普段はバイトなどで皆が集まることができないそうだ。
講堂横の壁だって使う。ペルソナの作成中らしい。
実はこの横で椅子を並べて寝ている学生もいた。前日は夜遅くまでプロジェクト活動をしていたとのこと。こんな学生たちが社会に出てきたら余計な教育をしなくて済みそうだ。
2日目のポスター発表。入口は小谷津さん。最初はすごく混んでいたので、空いてからプレゼンしてもらった。私は小谷津さんのデザインが好きだ。
2日目の最後なので、人が少ない。浅野先生も余裕の表情。
来年は発表することを検討しよう。
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日本デザイン学会 第57回研究発表大会 II
7月2日(金)に開催された「学生企画セッション」に参加するために金曜日に上田市に入ったが、仕事でトラブルがあり、ホテルに缶詰になって仕事をするはめになってしまった。
ソフトディバイスの八田さんも参加されるので、是非、聞きたかった。残念。
ホテルのロビーにあったパンフレットで刀屋が17:30ラストオーダーと書いてある。急いで出かけてラストオーダー終了後の17:31に到着。
撮影はオーダーが済んでから。雨が降ってきた。
お目当てはこれ。「真田そば」です。蕎麦を味噌だれで食べるのです。味は始めての体験だったが、それより、量の多さに驚きました。これで普通です。横から撮影しておけばよかった...
近くを散策したら、映画館がありました。金曜日は定休日のようです。
この後、雨脚が強くなり急いで帰るが、パンツも靴もびしょ濡れになってしまいました。
乾かすのも大変だったが、仕事の方が大変だった。
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2010年7月9日金曜日
日本デザイン学会 第57回研究発表大会 I
7月2日(金)~7月4日(日)に長野県上田市にある長野大学で「日本デザイン学会第57回研究発表大会」が開催された。
大きなキャンパスだと予想していたが、こぢんまりとしていたのでちょっとビックリ。
口頭発表は7月3日(土)~7月4日(日)の2日間。土曜日の朝一は近藤さんからスタート。
私が近藤さんに会ったのは、昨年7月のサンフランシスコ以来。
いつもお世話になっている千葉工業大学の山崎教授も発表。
先生の研究室の学生さんは口頭発表が3名。ポスター発表は10名位いたのではないだろうか。素晴らしい。
7月3日(土)のポスター発表。すごく混雑している。通れない。
山崎研究室M1の亀井くんが女子高生に囲まれている。嬉しそう。彼がデザインした「Tバッグ」がうけたようだ。
帰りは上田電鉄別所線を利用。
線路は単線。
駅のホームで山崎研究室M2の青木くんに会う。彼は発表が終わり、すっかりリラックス。
一流カメラメーカーから内定をゲットしたとこのと。凄い。
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2010年7月6日火曜日
第4回「シニア基礎講座」 @横浜オフィス
7月5日(月)に「シニア基礎講座」を開催した。最終回の第4回の演目は「シニアの認知特性の基礎Ⅱ」。講師は第3回に引き続き筑波大学大学院の原田悦子教授でした。
先生に画像と資料の掲載について承認を得ていないので、今回も文章だけです。
今回は、社外方が5名参加された。前回より減りました。皆さん忙しいようです。しかし、皆さん参加したかったようで、「残念」という趣旨のメールが次々に来ていました。改めて原田先生の凄さが分かったような気がします。
講義の内容は専門家の参加希望者が追いのもうなずけるもの。個人的には、前回以上に興味深く、とても勉強になりました。原田先生ありがとうございました。しかし、皆には難しかったようです。
先生からの最後のコメントは下記の通りです。
・ まず、ユーザをじっくり知ることがが必要
何が問題なのか
思い込みはご法度
・ モノの側の属性もじっくり考えよう
どんな属性が人にどんな行動を取らせているのか
そもそも、何を提供したいシステムなのか
・ 何であれ「うまく使える」ためには、学習が必要
・ 学習支援をデザインに組み込もう!
新たな取り組みが必要だ。孤軍奮闘になるが、前進するしかない。
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