2010年5月30日日曜日

La Festa Mille Miglia 2006 Part I

データが破壊してしまいました...

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2010年5月28日金曜日

プロジェクトチームとマネジメントIII 「プロジェクトを成功させる条件」

 
プロジェクトチームとマネジメントの第3回目は「プロジェクトを成功させる条件」です。


成功に導くための説明はやりやすいのであるが、概念の解説になりやすく受講者にマスターしていただくのは難しい。失敗例は具体的な例を示しやすく、理解しやすいのである。


プロジェクトのゴールと共にオーナーを明確にするのが大切です。


やっぱり、PDCAに尽きるのである。
私の経験から、詳細で精度が高い計画を立てれば、成功の確率が高いのである。


オーバーな図にし過ぎた。


5W2Hについては、沢山の考え方があるが、私はこの考え方が最もしっくりくる。


マイルストーンは進捗の確認に設定することが多いが、オーナーによる意志決定のタイミングに設定するとよい。


プロジェクトは各部門の専門家を一時的に集めた集団で取り組む。

成功させるためには、プロジェクトマネジメントの内容(方法)をプロジェクト毎にアレンジすることが重要なのである。プロジェクトマネジメントを正しく、詳しく理解していなければ、正しくアレンジすることができないのである。
やっぱり、成功させるための説明は難しい。

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2010年5月26日水曜日

Henry "Hank" Jones

 
ジャズ黄金期から現代まで活躍した米国のピアニスト、ハンク・ジョーンズさんが2010年5月16日午後に亡くなられた。91歳だった。私は出張先のホテルで知った。


今年の2月のツアーには行けなかったが、BSフジの番組「Speak In Music」で放映されたBule Note Tokyoでのライブを見た。とても元気だと感じたが、帰国後に体調を崩して入院し、数日前にホスピスに移っていたという。結局、1度もライブに行けなかった。本当に残念だ。

Blue Note TokyoでのライブはDR ModeでBlu-rayに保存してある。若いベーシストとドラマーを従えてのライブは本当に素晴らしい。スタンダードナンバーなので、誰でも素晴らしさが分かる。亡くなってから3回見た。出張のためほとんど自宅には居ないので、1日に1.5回見ていた計算になる。
番組中のインタビューで、「毎日2時間は練習をしている」と言っておられた。91歳でも2時間の練習とはすごい。若い頃はもっと練習をしていたのだろうし、70~80年間も毎日練習するなんて真似できない。
「Mr. Standard」と呼ばれ、Benny Goodman、Miles Dewey Davis IIIなど、蒼々たるミュージシャンと共演(競演)されたこと、ケネディ大統領の誕生日にマリリン・モンローが歌う「ハッピー・バースデー」を伴奏したことは余りにも有名だ。

年に2回は来日するほど日本好きで、ハンク・ジョーンズさん公認の音源収集をしているデザイナーの近藤明夫さんは、来日するとジョーンズさん好物の天麩羅を一緒に食べていたそうだ。「秋にあま会おう」と言ってアメリカに帰ったという。本当に残念だ。

彼のライブに行くという、私の目標であり、楽しみがなくなってしまったが、何よりもジョーンズさんのご冥福を祈ります。さようなら。ありがとうございました。

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2010年5月25日火曜日

第1回「シニア基礎講座」 @横浜オフィス Part II

 
4月23日(金)に「シニア基礎講座」の第1回目「ユニバーサルデザインの基礎」を開催した。
第1回目の講師は株式会社ユーディットの代表取締役である関根千佳さん。
画像とデータの公開の許可をいただいたので、再アップします。



あっさりした会社紹介ですが、皆さんが担当している業務、実績はすばらしい。
講師のすごさ、素晴らしさを社員が理解していないのではないかと不安になる。これも事務局の課題だ。事務局ははやることが多い...


今回はプレゼンテーションルームしか用意することができなかった。関根さん、申し訳ありません。
横浜のオフィスは会議室、応接室がいつも一杯で、講義を行っていただくのも大変です。



予想通り「ユニバーサルデザインとバリアフリーの違い」について分かっていなかったようだ。質問してくれた社員、アンケートに記入してくれた社員に感謝です。


携帯電話の事例も紹介していただいた。


関根さんの講義はとても楽しかった。刺激を受けた社員も多いと聞いている。
特許活動で早速活用していると報告を受けると本当に嬉しい。早く開発プロセスと製品で成果を出していきたい。

関根さんは講義が終わってからも素晴らしい。質問をしてくれた社員に歩み寄り、更なる補足説明や意見交換をされていた。
関根さん、ありがとうございました。


最後に、ユーディットの関根さんらが執筆された書籍を紹介します。小さく表示されているので、画像をクリックし、大きく表示して見てください。
 
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2010年5月24日月曜日

「勤勉さ」か「運やコネ」か

 
2010年5月24日(月)の日本経済新聞朝刊の「春秋」を読んで考えさせられた。以下に原文のまま記載します。

人生の成功を決めるのは「勤勉さ」か「運やコネ」か。日本を含め多くの国が参加する意識調査の中にそんな問いがある。2005年の結果では日本で「運やコネ」を選んだ人は41%、米、中、韓は20%台、フィンランドでは10%台だ。
1995年の調査では日本での「運やコネ」派はまだ20%だった。労働経済学者の大竹文雄氏は近書「競争と公平感」でこれらのデータを紹介しつつ、ここ10年で日本人の価値観が勤勉から運やコネ重視へ変化したのでは、と指摘する。とりわけ若者層で運やコネ派の比率が高まる。就職難の影響が大きいという。
米国でも若いころ不況を経た人は、人生の成功は努力より運と考え、政府の再分配に頼る傾向があるそうだ。ましてや日本では新卒一括採用が主流だ。1年差で環境が変わる。先輩は遊んでいても有名企業に入った。自分は勉強したのにダメ。これでは人生は運・不運だと思うのは仕方がないと大竹氏は案じている。
今春卒業した大学生の就職率は、2年連続で悪化した。業績次第で企業が採用人数を絞るのは仕方がないとして、せめて新卒偏重を早くやめてはどうか。生まれた年を嘆く「人生、運次第」派が減る。学生が留学などに目を向けやすくもなろう。若者らの意欲を大切にしようとしない国に、未来があるとは思えない。



私も運を気にする派である。電車の乗り継ぎがよくて「運がいい」とか「運を使ってしまった」などと考えてしまう。
仏教では「因果応報」という教えもある。Wikipediaでは、以下のようにある。
因果応報とは、「善い行いが幸福をもたらし、悪い行いが不幸をもたらす」とする考え方、信仰である。
「善い行いが幸福をもたらし、悪い行いが不幸をもたらす」といった考え方自体は、仏教に限ったものではなく、世界に広く見られる。ただし、仏教では、過去生や来世(未来生)で起きたこと、起きることも視野に入れつつこのような表現を用いているところに特徴がある。

私はこれを信じ、これを教え前に進みたい。

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2010年5月23日日曜日

プロジェクトチームとマネジメントII 「プロジェクトの失敗パターン」

 
「プロジェクトチームとマネジメント」の講義については4月18日(日)に続いての紹介です。


第2回目は「プロジェクトの失敗パターン」です。


プロジェクトのリスクを正しく把握し、適切なタイミングで正しく判断することが最大のポイントである。


納期とコストだけがリスクではない。リソースの効率的活用、性能達成も重要である。


私がプロジェクトリーダを担当していた頃の実例です。カルチャーショックを受けたのは、意図的に(しかも悪質な)嘘の報告をされたこと。


メンバがどんなに優秀でもプロジェクトの成果はリーダにより大きく左右される。


5年前までの苦労はハンパじゃなかった。

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Spanish Design I

 
サッカー、アルハンブラ宮殿、フラメンコ、闘牛... 行ったことはないのだが、スペインは大好きだ。特にガウディは30年以上前から大好きだ。
最近気になるのはデザインだ。2年前にスペイン大使館で開催されたイベントに参加した際に「スペインは国としてデザインに力をいれている」と駐日大使が言っていた。それ以来注目している。


先週も大阪への出張から戻ったら「spanish」が会社に届いていた。spanishはスパニッシュ・デザインのニュース・ジャーナルで、スペイン大使館経済商務部が年2回発行している。


家具好きの私はたまらないが、実物を見ることができないのでフラストレーションも溜まる。
問題となっていたダイニングセットも購入したので、次のターゲットは照明。


デザイナーの写真が掲載されているページもある。何故か毎号イケメン、美女なのだ。そういえば、道を聞かれて一緒にスペイン大使館まで行った娘もすごく綺麗だった。


スペインは確かにデザインに力を入れているだろうし、実力もあると思う。しかし、有名になったり、活躍している人は、国内ではなくイギリスを拠点にして活動している例が多いのだ。少し矛盾もあるが、それもスペインなのだろう。

スペイン大使館は毎年秋の「東京デザイナーズウィーク」に合わせてデザインに関するイベントを開催している。今年も楽しみだ。

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2010年5月22日土曜日

第2回「シニア基礎講座」 @横浜オフィス

 
5月20日(木)に「シニア基礎講座」の第2回目「シニアを対象とした設計の基礎」を開催した。



第2回目の講師は株式会社ユーディット研究員の今井朝子さん。
学会での発表は何度か聴講していたが、講義の受講は今回が初めて。とても楽しみにしていた。


我々の課題は多いが、まずユーザ(シニア)を理解しなければ始まらない。



社内の基準作りも必要だ。


これも見落としがち。シナリオを充実させておく必要がありそうだ。


今回は約60名の参加。冷房を最大に効かせても暑かった。


質問、アンケートの記載内容、個別のコメントから、社員にはこのページが最も印象に残ったようだ。
データを示していただきながらの説明には説得力がある。
しかし、技術者は定量データと定性データの違いを理解していないことが多く。注意しなければならない。


質疑応答の最後で株式会社ユーディットの榊原直樹取締役が第1回「ユニバーサルデザインの基礎」のアンケートでの質問に対して回答をしていただけた。とても重要です。

今井さん、榊原さん、ありがとうございました。

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2010年5月15日土曜日

第3回「ユーザインタフェースデザイン基礎講座」 @大阪オフィス

 
5月13日(木)は大阪の事業所で「ユーザインタフェースデザイン基礎講座」を開催した。


第3回の演目は「シナリオ手法」、講師は山梨大学大学院の郷健太郎准教授です。郷先生には第2回の「要求定義」もお願いしました。お忙しいところをありがとうございます。


今回も参加者が100名を超えた。大阪の事務所のメンバは本当に熱心だ。


講義中には先生の本も回覧した。最後列のメンバが見ているのは「シナリオに基づく設計」です。


最後は恒例の質問タイム。今回は途中でも質問タイムを設けたが、はやり最後の質問の方が多い。
質問はグループ会社の方、ソフトウェア技術者からが多い。企画部門、ユーザインタフェースデザイン部門からはゼロ。課題が多い...


郷先生は回答も丁寧だ。私には真似できません。

当日は朝5:30にご自宅を出られ、自宅に戻られるのが24時過ぎであることが分かりました。私の配慮不足で大変ご迷惑をおかけしてしまいました。先生、申し訳ありませんでした。

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2010年5月4日火曜日

第5回「情報デザインフォーラム」

 
5月1日(土)は横浜山手ゲーテ座ホールで開催された第5回情報デザインフォーラムに参加してきた。


横浜山手ゲーテ座ホールの外観です。正面は「横浜山手岩崎博物館」の入口、「ゲーテ座ホール」の入口は地下1階になっている。
港が見える丘公園の隣、すばらしいロケーションです。


当日は3部構成で開催された。5時間があっという間に終了しました。


トップバッターは東京都市大学の小池星多准教授。演目は「新聞インフォグラフィクスのデザインプロセスのフィールドワーク」でした。


そういえば以前、小池研究室主催のイベントで産経新聞の方を招いてインフォグラフィクスについての事例紹介があった。当日は産経新聞の事例紹介はなかったが、当日の講演で「新聞社にいきなり電話をかけた」と言っておられた。行動力に驚きました。なかなかできません。


記者とデザイナーの関係を分析しているところが興味深い。


デザイナーのアイディアスケッチに、記者がコメントして仕上げている事例を紹介していただいた。我々も業務でそのようなシーンがあるが、デザイナー側に抵抗があると感じている。新聞の事例がうらやましく感じた。

小池先生とお話しをしたかったのだが、オープンディスカッションの際にはお会いできなかった。研究室の学生さんに聞いてみたら、「授業があるので帰った」とのこと。残念でした。

GWの中、スタッフの皆さんご苦労様でした。
今回は前もって告知していただければ、手伝えました。浅野先生、遠慮なく連絡ください。

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