2010年3月29日月曜日

平成21年度第5回HCD-Netサロン

  
2010年1月22日(金)に京都工芸繊維大学にて第5回HCD-Netサロン「インタラクションとHCD」が開催された。
13:00から山崎教授の「情報デザイン特論」を受講している大学院生の最終発表会。発表会の終了後にHCD-Netサロンが毎年開催されている。私は最終発表会からの参加で、3年連続だ。



京都工芸繊維大学大学院の櫛勝彦教授の演目は「観察とインタフェースデザイン」。
観察工学はとても興味がある。大阪ガスの松波さんの「センスがないヤツには何を教えてもダメ!!」という言葉を思い出しながら聞いていた。


フレーミングとリフレーミング。勉強不足を痛感した。



IAMASの小林茂准教授の演目は「フィジカルコンピューティングとプロトタイピング」。
小林さんはゲイナーの開発者。
学生のワークショップの例は興味深かった。



ブラザー工業の永田司さんの演目は「インタフェースとプロトタイプ」。


ペーパプロトタイプの使い方も基本に忠実。感心すると同時に我々との差を知らされる。



株式会社ソフトディバイスの八田晃さんの演目は「フィジカルコンピューティングとデザイン」。


デザイン会社とクライアントのやりとりが知ることができて面白い。心当たりがある事象もある。

実は当日のAMは八田さんと打合せをしていた。
前日の夜のメールではまだ資料を作成していないことが記載されていた。
AMもまだ資料を作成していないようなことを言っていた。午後は京都工芸繊維大学で非常勤講師として授業。それが終わってから講演。いったいいつ作成したのだろう。

この後は懇親会。それから有志で飲み会に。
私は翌日も大阪のオフィスで仕事。0:15発の終電で大阪に向かい、到着は1:00ちょうど。
当然、大阪駅からの電車はない。忙しくとも楽しい1日であった。
  
-

2010年3月28日日曜日

Drive eXperience I

  
3月28日(日)は、息子と二人でドライブ。
妻は仕事をしていたときの職場のOB・OG会に参加するので不在だ。
私は「沼津港で朝食を」と計画していたが、朝が弱い息子に合わせたので、昼食になってしまった。


朝食は港北PAに寄って今半のすき焼き弁当の予定であったが、改装工事中のため、販売していなかった。残念。
仕方がないので、海老名SAに寄っておにぎり、サンドイッチ、あじの唐揚げを購入した。
あじの唐揚げは塩味を選択。スマステでも紹介されたらしい。息子が教えてくれた。


昼食には早いので、十国峠と柿田川湧水群に寄った。
十国峠は霧で視界が100m程度だったので休憩のみ。画像はない。


最初の湧水ポイント。片道2車線の国道1号線のすぐ横。
橋もトンネルもないので、本当にこの場所から水が湧き出している。


相変わらずきれいだ。




最初の湧水ポイントの少し先でこの川幅はすごい。100[万トン/日]も湧いているそうだ。


沼津港では、いつも利用する「にし与」に。11時前なので、空いていた。
食べているとどんどんお客さんが入って来た。


私は煮魚定食。今日の煮魚はノドクロと金目鯛という。迷わず金目鯛を選択。


刺身好きの息子は刺身盛合せ定食。豪華。
これまで大盛り刺身盛合せ定食を頼んでいたが、今日は二人なので、ボリュームダウン。
それでも二人とも満腹。大盛りを頼んでいたら残していたと思う。

今日は金目鯛の煮付けが最高だった。
  
-

2010年3月27日土曜日

San Francisco eXperience

  
2009年7月にSan FranciscoとSan Diegoに行ってきた。
San DiegoでHCIが開催され、HCD-Netの関係者が発表された。
私は業務都合でHCIには参加させてもらえなかったが、CCA(California College of the Arts)、IDEO、Stanford d-schoolの見学会には参加できた。とてもよい経験ができた。

7月19日(日)にLos Angeles経由でSan Franciscoに入ったが、スーツケースが届かないトラブル。深夜3時過ぎにようやく戻ってきた。
3時間くらい寝て、新品のデジカメを持って散歩した。
いつも不摂生な生活をしていると時差ボケがない。思いがけない発見。


ホテルから海岸に出たら San Francisco - Oakland Bay Bridgeが見えた。霧がかかっていて寒い。


7:30頃なのに、意外と人が歩いている。


本やテレビで見たことがある風景。
ここでiPhone(iPod)を取り出して音楽を聴きながら歩いた。
行くことが決まってからJulie Londonの「I Left My Heart In San Francisco」だけはこの街で聴きたいと思っていた。ジーンときた。


坂は急である。


白い建物はザ・リッツ・カールトンの裏側。

本当はCCA、IDEO、Stanford d-schoolのことを記載すべきなのだが、CAL TRAINにデジカメを忘れてしまい、データがない。本当に残念だ。
IDEOは本や雑誌で読んでいたように、自転車が天井から吊り下げられていたり、除細動器やマウスが展示(?)してあった。楽しかった。
詳細は山崎さんのブログに紹介されているので、そちらを参照してください。

最も勉強になったのはCCA。ご一緒した先生方も感心しておられた。

スタバでコーヒーとサンドイッチを買ってホテルに戻った。
ロビーに集合までの間にPCにデータを吸い上げておいてよかった。そうしなければ、このデータも残っていなかった。ちなみに、帰国後に同じデジカメを買いました。

CCAはケビンさん、IDEOは長谷川さん、Stanford d-schoolは小池さん、全体は山崎さんがコーディネイトしてくれました。ありがとうございました。感謝です!!
  
-

2010年3月25日木曜日

Volkswagen Festa eXperience

  
2005年にGOLF V GTIを手に入れた。
初代GOLF GTIは伝説の名車だったが、3代目、4代目はラグジュアリーカーとなってしまい、コンセプトが継承されていない意味のないモデルになってしまっていた。我々の事業にも当てはまる話しだ。
5代目GTIはマニアにはたまらない「GTI is back」というコピーで登場した。
日本市場では、若い頃に(1代目、2代目の)GTIを買うことができなかった40~50代の腕に自信があるクルマ好きをターゲットにしたという。
私はまんまとその企画にはめられている。ペルソナは私そのものだと思う。

気に入らない部分も沢山あるのだが、とても満足している。
UCDを学び、実践している者として格好の研究材料である。いったい1台何役なんだろう。

2006年、2007年、2008年と「Volkswagen Festa」に参加した。2009年は不況のせいか、開催されなかった。残念!
2006年はツインリンクもてぎ、2007年と2008年は富士スピードウェイで開催された。FISCOは近くていい。


2006年はホンダのドライビングスクールに参加することができた。
強制的にスピン状態にさせられ、噴水の壁を回避しているところ。妻が撮影してくれた。
左右のどちらにスピンするかは分からない。
写真はカウンターをあて、壁を回避しようとしているところ。ほぼ真横まで振られたので、体制が戻っていることが分かる。妻によると他の受講者より上手かったそうだ。
若い頃、北海道の雪道でドリフト走行を楽しんでいたおかげか!


当時小学5年の息子は、ほとんどやったことがないラジコンでレースを楽しんでいる。予選をトップで通過し、子供クラスで優勝した。子供は本当に器用だ。

大人のクラスでも決勝まで残り、3位になった。
係の人が周回をカウントミスしたので、本当は2位。数週間はブツブツ文句を言っていたことを思い出す。



この2つは、パレードランでサーキットを走行しているところ。
ゆっくりしか走らせてくれないのだが、徐々に車間距離を空けていき、この先のシケインから全開で坂を駆け上がっていく。そんな風に楽しんでいる人も多い。私もその一人だ。日本のサーキットはミューが高いからスピンもしない。安心して飛ばせるのがまた楽しい。

こういうことを気軽に体験させ、顧客を満足させる。すばらしいサービスだと思う。

2007年は、2週連続で富士スピードウェイに行った。このイベントの翌週にF1日本GPが開催されたためだ。
日本GPは土日とも大雨。敷地内の崖が崩れてバスが運行できず、息子と二人で暗く寒い土砂降りの雨の中で待たされた。ニュースでは「4時間」と報道されていたが間違いである。私たちは「4時間30分」待っていた。今では楽しい思い出だ。


これは2008年の戦利品。息子は大喜びであった。

2010年は開催されることを期待している。
  
-

2010年3月22日月曜日

南魚沼 eXperience I

  
3連休は妻の実家がある南魚沼市に帰省した。


3月20日(土)の昼食は「火渡り」で有名な「八海山尊神社」の隣にあるお蕎麦屋さん「宮野屋」。
山の中、自然がいっぱいの環境です。
当日の朝は猿が50匹も来ていたらしい。見たかった。


ここは、昔ながらの製法で打たれた「八海生そば」が自慢です。
薬味にクルミが付いてくるのが特徴の、手打ちそばを食べた印象は「昔ながらの味」、そして、とても自然体な食感です。


薪ストーブが置いてあった。
私はすぐ側の席。ラッキー!


囲炉裏の席もあった。1年7ヶ月前に来たときはなかった。


年代物のレジスター。現役です。


こちら側からも撮影させてもらった。
「中に(お金を)入れてくれたら、開けて写真とってもいいよ」と言われながら、こちら側からも撮影した。


夕食は「薪と石」で食事。誕生日は5月だが兄姉妹が実家で揃ったので、義兄の還暦祝いを開催した。


すごく繁盛していたので、写真撮影は自粛した。
ピザ、パスタが美味しい。料金も計算ミスと思ったくらい安かった。

随分前から知っていたが、入る機会がなかった。また行こう!
  
-

2010年3月21日日曜日

ユーザインタフェースデザイン基礎講座

  
2010年3月18日(木)に紹介したが、大阪オフィスと横浜オフィスで「ユーザインタフェースデザイン基礎講座」を開催する。


講師陣は豪華だ。
社員の皆も楽しみにしているようであるが、私が一番期待し、楽しみにしていると思う。
講師の皆さんに協力していただけることになり、本当に感謝しています。

月1回の開催、大阪オフィスは3~8月、横浜オフィス7~12月に開催する予定だ。

座学だけではなく、演習も行いたい。
演習編か応用編を企画して検討しようと思う。
  
-

2010年3月18日木曜日

第1回「ユーザインタフェースデザイン基礎講座」 @大阪オフィス

  
社員教育で「ユーザインタフェースデザイン基礎講座」を実施する。
基礎講座は6回で構成し、横浜と大阪のオフィスは同じ内容で実施する。
今日は第1回目で「インタフェースデザイン基礎」、講師は千葉工業大学の山崎和彦教授です。


大阪オフィスから開講、横浜オフィスは7月から行う予定。


今日は90名を超える社員が参加してくれた。


予定を越え、130分間も講義をしていただいた。ありがとうございました。感謝です!


講義終了後は名刺交換。途中で撮影したのだが、まだ行列ができている。
後方で机に座っているメンバは、アンケートに記入してくれている。ありがとう。

帰りは新横浜駅までご一緒させていただきました。
いろいろとお話しをさせていただき、沢山ご指導をいただきました。また、情報交換もできました。
新幹線の車中では焼酎とビールで乾杯。名古屋を過ぎると二人とも爆睡でした。
山崎教授、ありがとうございました。

アンケートを分析する時間がない・・・
   
-

2010年3月17日水曜日

ロジカルシンキング

  
今日は「問題解決の基本手段」と「ロジカルシンキングの基本思考」について部内で講義をした。
予定では「問題解決の基本手段」だけであったが、皆の反応から「ロジカルシンキングの基本思考」を急遽追加した。
資料は、日頃から作り貯めておくものです・・・


1[回/週]の進捗報告での冒頭で行ったので、クイックに解説した。


今回、特に重視したのが「仮説思考」。
皆に早くマスターして欲しい。


付加価値のある集団にしたい。なりたい。
  
-

問題解決の基本手段

  
2週間に1度、大阪に来ているのは、ユーザインタフェース設計指導だけではなく、プロセス指導、課題解決などを行うためだ。
今日は、デザインメンバを対象に「問題解決の基本手段」について簡単に解説する予定だ。
この内容の講義を行うことについては、複雑な感情がある。




最大のポイントは、「問題(課題)を正しく認識する」ということ。簡単なようであるが、これができていないことが多い。
最も難しいのは、「原因調査」と「分析」である。どこまで諸問題を関係づけできるかによって、成果は違ってくる。


チームメンバがどうして課題に気付かないのか分からないので、私自身が彼ら彼女らに適切な指導ができていない。この分野も学び続けなくてはいけない。
  
-