2011年1月16日日曜日

HCD-Net賛助会員向けイベント「HCDとビジネス」

 
1月13日(木)にHCD-Net賛助会員向けイベント「HCDとビジネス」が開催されたので参加してきた。
今回のテーマは「エスノグラフィ」でした。


HCD-Net理事の長谷川敦士さん(株式会社コンセント)の挨拶からスタート。



最初の講演は『ビジネス・エスノグラフィによる生活者研究の実践』。講師は花王株の井上紀子さん。
井上さんとはラウンドテーブルでご一緒させていただきました。苦労話や裏話も聞けました。ありがとうございました。


こうして整理して説明をしていただけるとよく理解できる。ありがたい。


花王さんの事例でのポイントの一つは「エクストリームユーザ」に対する調査です。



2番目は富士通株式会社の岸本孝治さんによる「富士通におけるエスノグラフィーの活用」の講演です。
富士通さんのオリジナル手法である「ビジネス・エスノグラフィー」や「ビジネス・フィールドワーク」などを解説していただきました。


「ビジネス・エスノグラフィー」、「ビジネス・フィールドワーク」、「フィールド・イノベーション」は富士通さんの登録商標であるとのこと。初めて知った。


コンサルの場数が多いので、とても参考になる。


体系化されているのがよく分かる。



3番手(アンカー)は株式会社日立製作所の原有希さんによる「エスノグラフィ調査の実践と応用」の講演でした。


どこでも縦串と横串の図は使うんですね。


とても羨ましい環境で仕事をされている。
懇親会のときに部長さんと話しをしたのだが、赤坂の家賃はものすごく高いのだが、国内外のお客さんとの打合せにはこのオフィスがとても役にたっているそうだ。


最も印象的だったのは「FUKUWARAI」と題した手法の紹介。先に言ったもの勝ちという感じがするが、最適なボタン位置の調査より、なぜその位置がよいのか理由をすぐに確かめられるのがいい。


ラウンドテーブル(グループディスカッション)の画像はないが、他社の状況や考えが聞けて有益であった。
懇親会は理事の松原幸行さん(キヤノン株式会社)の挨拶からスタート。沢山の方とお話しをすることができた。
帰りは自宅の最寄り駅までI社のYさんと一緒に帰る。いろいろとお話しができた。Yさんも私の大切な師匠の一人。本当にありがたい。
 
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