2010年8月1日日曜日

Philippines eXperience I

 
仕事でフィリピンのメトロマニラに行ってきた。


訪問した前の週に台風が上陸して大きな被害があったことは知っていた。送電線の鉄柱が折れ曲がっている。



宿泊したのは「NEW WORLD HOTEL」です。


ロビーは広いが、落ち着ける場所はない。


敷地に入るクルマはすべてチェックされるが、形式だけ。
ホテルやショッピングセンターに入る際もセキュリティゲートを通らなければならない。金属探知音が鳴っても、別に調べられることもない。


プロジェクトのメンバーと一緒に食事した。
前日の夕食をご馳走になったので、翌日の昼食は我々が招待した。


「マニラ大聖堂」に行った。
この教会は、イントラムロスにある大きな教会で、創建は1571年にまで遡る。初期においてはフィリピンにおけるカトリックの布教に大きな役割を果たしてきた。台風や地震で破壊されるたびに建て直しており、創建は1571年だが、現在の建物は1958年に建てられたものである。


とても目を引く大きな教会で、今でもこの教会は国の重要な儀式に使用されています。
拝観は無料、しかも写真はどこでも撮影できる。日本では考えられないほど自由でした。


私が最も行ってみたかったのが世界遺産の「サンアグスチン教会」です。
16~17世紀に、マニラではバロック様式の教会が多数建築されましたが、その多くが戦争によって破壊されました。この教会は、戦禍を免れ当時のままの姿を保っている唯一の教会として知られています。1587年に着工し1606年に完成した石造りの建物は、現在外観こそ化粧直しが施されましたが、建造当時の美しい姿を今に伝えています。フィリピンやスペイン、中国など関係国の宝物を展示する博物館も併設しています。


外観からこの聖堂は想像ができませんでした。この教会もほとんどの場所が撮影可能でした。
実は、見学後半の30分位はずーっと鳥肌がたっていた。原因は分からないのですが、不思議な体験でした。

帰国してからガイドブックを調べたら、下記のような記載があった。
教会が設立されたのは17世紀たが、現在の建物が完成したのは1891年。鉄骨を使った教会としてはアジアで最初、世界でも2番目に古いとされている。鉄骨部分はベルギー製で、一度ブリュッセルで造ったものを分解してフィリピンに運び、再び組み立てた。フランス製のステンドグラスと合わせて総重量は5万トン近くにもなり、6隻の船で運んだという。
予習しておけば、もっと写真を撮っていたと思う。残念!
 
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