2010年3月5日金曜日

同じ空間にいる仲間

  
今日はNECデザイン&プロモーション株式会社を訪問した。
1年2ヶ月前に始めて訪問したのだが、UCD、デザイン手法、IDEOについて議論をし、執行役員の馬越さんから見て欲しいものがあるから来てくれと言われていた。
デザイン事業本部長からのお願いであったが、随分と時間がたったものだ。本当に申し訳ない。

実際に訪問してみると、見せたいというより、私に興味があったように思えた。
議論をしていると、私に興味がある理由も分かってきた。
UCDやデザイン手法、デザインそのものについては、どの会社もデザイン部門が担当し、技術部門は拒否反応を示す。しかしコイツは技術部門でありながら、NECさんのデザイン部門と同じマインドを持っている。何故なのか。自社の技術部門にどう働きかければいいのかについてヒントを得ようとしていたのだと思う。

私はまったく逆の立場で苦労している。デザイン部門、商品企画部門のUCD嫌い、デザイン手法嫌いに本当に手を焼いている。彼らが何かを持っていたり、他に何か提案するのであれば歓迎なのであるが、幼稚な対応には本当にまいる。事業の将来に尋常ではない危機感がある。

第2部(飲み会)で馬越さんは私に対して「我々と同じ空間にいる人間と感じた」と言われていた。
馬越さんが感じたように、スキルも活躍できる分野も違うが、私も「馬越さん、坂井さんは私と同じ空間にいる人間」だと思った。

飲み会のお店は料理もよく、飲み放題付きで2,999円。安くて驚いた。この日の一番の驚きであったかも!
  
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